知人に送信したメール・・・ - ときどき雑感&FX取引

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知人に送信したメール・・・

以前のブログでも、FX取引をされている人は様々と書きました。
楽しみでFX取引されている人は、それなりに取引されています。
ブログを拝見しても、その楽しみが伝わって来ます。
しかし、FX取引を生活の糧として取引している人もいます。
そういう私も同類ですが・・・

きのうは取引をしながら、
業としてFX取引である程度収益を得ようとしている知人にメールを書いていました。
以前から、FX取引のことでメールのやり取りしていたのですが、
損失が膨らみ、約800万円・・・
「今のスタンスで取引していたら資金が底をつく」
とスタンス変更の必要性を伝えました。
その前から、スタンス変更を伝えていたのですが・・・
ようやく、当人も現状を把握して、スタンス変更を考えるようになりました。

問題点はいろいろあるようですが、私なりの思いを伝えました。
また、当人は、
ちまたで氾濫している「FXは手軽に儲かる」との情報の被害者でもあるかなと思っています。

ということで、送信したメールを掲載します。


(以下、メール原文です)
どういうように説明したら良いか悩みましたが、
書き始めたら、すんなりと書く事ができました。
時間がありましたので、現状の状況から優先的に検討した方が良いと思われる点を書いてみました。
後記にも書いていますが、貴殿の現在の考えからしたら大いに不満でしょうが、
一応、検討してみてください。

相場取引での基本は、
収益を得ることを考えることよりも、
如何に損失を少なくするかを常に考え、対処する必要があります。



まず、FX取引を事業と考えるにあたって・・・

FX取引で10万通貨を取引するということは、
GBPJPY=137.00円として、
総額13,700,000円の取引を行なっているという感覚が顕著でないように思われます。
取引金額に対して何%という運用(利益を得るか)を押えて取引することが必要と思われます。

というのは、メールに書かれていた下記のことが気になります。
>10万通貨でも8万通貨でも
という概念です。

貴殿がFX取引を相場ゲームとして捉えているのではと感じました。
確かに、FX取引はゼロサムゲームと言われますが、そのゲームとは違います。
FX取引に関して、感覚がFX相場でのゲーム感覚ということです。

レバレッジ200倍の証拠金を差入れて、pips×枚数のお金を得て、
多くの収益を得たら勝ちと・・・

FX相場をプロのディーラーでもゲームと称する人達がいるそうです。
本の名前は忘れましたが、著者は元都銀の海外駐在経験のあるディーラーでした。
その中に、
「その人達は、ほとんど数年後にはディーラーでなくなっている」
ということを書いている本がありました。
やはり、相場は相場として対処しなくてはいけないという趣旨の記述でした。

ですから、昨年の12月は収益を得ることができたのに、
もちろん相場状況もありますが、
1月から取引数量を増すことによって、損失を被る要因の1つになったと考えています。
それを思い、1月下旬から貴殿にメールしてスタンスの変更ができたら良いかなと思っていました。
これは、このメールにこれから書きますレバレッジコントロールにも関係することです。

話を戻します。
2万通貨違えば、2,740,000円の差になります。
レバレッジ取引では実感がないようですが、
1倍のデレバレッジ(株式の現物取引も同様)ならば、
この資金を都合できるか否かは大きな問題です。
この2,740,000円は、FX事業会社から借金していることと同じことです。

よりレバレッジ取引を理解される必要性があると思います。
と言っても、レバレッジのFX取引しか行なったことのない貴殿には、
すんなりと「そうですか」と思われないと思いますが。


本来、相場取引は保有資金で行なうものです。
ということは、基本はレバレッジ1倍の取引です。
FX取引、株式の信用取引(レバレッジ約3倍以内)は、
手持ちの資金がないのにそれ以上の資金で取引できる利点があります。
ご存知のように、利点があるのと反対に欠点もあります。
保有資金以上の金額を扱って取引するのですから、
保有資金で取引する以上の、それなりの損失を被るリスクがあります。
レバレッジ1倍から20倍までの取引シュミレーションを行なってみると、
ご存知だと思いますが、少しのレート変動で、リスクが大きくなることが確認できます。
株式の信用取引でも財産を失った人々が数多くいます。
ということは、当初は取引に慣れるまで、レバレッジを押えて取引するのが良策でしょう。
それで、取引に慣れてくればレバレッジを高めて取引を行なうことも選択肢でしょうか。

運転免許取立ての初心者が、レーシングカーをいきなり運転しているような状況でしょうか・・・


私の場合は、当初は7,000,000円で始めました。それで、ポジションは20枚までにしていました。
ちなみに、1ヵ月10%、700,000円の運用目標でした。
あくまで、投下資金に対して利回りを試算します。

以前、私のブログでも書きましたが、
海外のヘッジファンドの運用益率では、5%/月で最高のパフォーマンスでした。
人様の資金の運用ですから慎重に運用していると思います。

現状の私も10%/月ですから、相当にハイパフォーマンスと言えるのですが、
貴殿の目標は、投下資金約100万円に対して、1ヵ月100%以上、1,000,000円以上です。

このような運用計画は無謀ではないでしょうか。
私の場合よりすべてにおいてはるかに高レベルの状況で、高い目標値です。
それでも、相場取引の経験の浅い貴殿が、回答の数量、目標等を達成するには、
相当なスキルの取得が必要と思います。
たぶん、現在の私でも無理でしょう・・・
無謀な目標を追っても、未達でストレスが増すばかりではないでしょうか。

現実的に、GBPJPYのFX取引で考えてみますと、
特に、変動の大きいGBPJPYを取引するのでしたら、
私の場合なら、100,000円で1枚の取引は行ないません。
せめて、150,000円~200,000円で1枚でしょう。

GBPJPYの場合、1枚の取引ならば、100pipsの損失を被ることは充分に考えられます。
その場合、100,000円/1枚で取引すれば、-10,000円で残高は90,000円になります。
一般に、5%の損失を被れば相場からの撤退とされています。(3%とする場合もあります)
100,000円/1枚では、1回の取引で-10%の損失になります。
1回の損失取引でポジション1枚分の証拠金を失います。

下記は、100,000円/1枚と200,000円/1枚の場合の損失回復までの試算です。

証拠金残高  枚数  pips  証拠金残高  枚数   pips   証拠金残高
100,000     10   -200   80,000     8    250    100,000
100,000     10   -100   90,000     9    112    100,080
100,000     10   -50    95,000     9    56    100,040
   
証拠金残高  枚数  pips  証拠金残高  枚数   pips   証拠金残高
200,000     10   -200   180,000    9    225     200,250
200,000     10   -100   190,000    9    112     200,080
200,000     10   -50    195,000     9    56     200,040

損失が大きく成る程、また、レバレッジが高く成る程、損失回復への道程は遠くなります。

ということで、貴殿の現在の状況で、私ならば下記のように計画します。(取引は、GBPJPY)
この計画ラインを越えることがあれば、臨時収益として捉えます。

・証拠金残高   960,000
・取引を行なうポジションの数量   3枚(レバレッジ約4倍)、多くても5枚以内
・ストップオーダーの損失許容幅   100~150pips/1回  500pips/全体
・1ヶ月の収益目標値   100pips/日  250pips/週  1,000pips/月

これで1ヶ月の収益目標額は300,000円~500,000円です。
1日と1週間の収益目標値が単純合計額でないのは、常に毎日100pipsの収益が得られるとは限らないからです。
毎日100pipsを積み重ねられない場合、未達収益が増加します。
その未達収益を追求するために、無理にポジションの保有ということになります。それを避ける為です。

ストップオーダーは数回の執行があっても、FX取引が続けれるようにしています。
1回の取引で損失許容範囲全てを失うことは、次の取引を考えると好ましくありません。

このような計画では、貴殿は不満でしょう・・・

しかし、リスクを考慮しながらデリバティブのレバレッジ取引を行なうのならば、
当初はこのレベルから考えて実行(取引)することが相応でしょう。
不満ならば、投下資金を増額して目標値に近づくように証拠金残高を調整する必要があります。
それでも目標値に達することができなければ、1ヵ月の目標値の変更になります。

今回書きましたことを参考に、貴殿なりのスタンスを検討してみてください。
あくまで、現行のスタンスで臨まれるのであれば、それでも結構ですが、
無理が解かっている相場取引は、絶対に避けなければなりません。

ここまでの一方的な書き込みを読んでいただいて恐縮です。
思う所があれば、遠慮なくメールしてください。

あと、1つお尋ねします。
例えば、
100万円の証拠金でGBPJPYのポジションを10枚保有して、100pipsの損失を被った場合、
次の取引のポジションの数量は、やはり10枚ですか?
200倍のレバレッジならば、残証拠金で10枚ポジションを持つことが可能です。
貴殿の対応策を教えてください。

また、ファンダメンタルを取引に加味する必要があると考えます。
先日の「シドニー市場と東京市場」のレポートもファンダメンタルの一部です。
テクニカルとファンダメンタルで取引は構成されます。
ですから、少しはファンダメンタルのことを考慮した取引が必要でしょう。
ファンダメンタルの基本は通貨の流れでもあります。
なお、ファンダメンタルのことを考えなければ取引は成立するものではありませんので、
ファンダメンタルに関しては、追ってメールするか、会食の際、語り合うことにしようと思っています。

きょうの私の取引は、きのうと同じような取引になりました。
夜は、桃の節句がありましたから、
リスク軽減を考慮して、ポジションはきのうより少なめにして取引しました。
結果的には、きのうより多く収益を得ることができました。
場合によって、取引スタイルを変えることも必要と私は思っています。

コメント
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こんばんわ

いつもお世話になっております。
mhさんのブログに初めてコメントさせていただきます。

mhさんが知人の方にあてた手紙の内容は、読ませていただいて非常に感銘を受けております。知人の方に対する思いやりがあふれていて、あたたかい文章ですね^^ 知人の方がぜひmhさんのメールの内容を理解していただけたらと思います。

さて、mhさんが書かれた

>私の場合なら、100,000円で1枚の取引は行ないません。

というところを読んで、どきりとしました(^^;)私が現在10万円の証拠金でポンド円を1枚でトレードしているからなのです。ちなみにレバレッジは30倍~35倍程度です。

普段使用しているのが外為オンラインですが、
ポンド円を一枚トレードする際の証拠金が42000円です。1ポンド=137円の時にポジションを持つとすると、

 137万円÷42000=32.619 

私は1度のトレードの損切り幅は2000~5000円までとしています。幸いにも私のFX口座の証拠金が今年になってから95000円を切ることはなかったので、相場を撤退せずに続けることができています。しかし95000円を切ったら、証拠金の5%を失ってしまうことになるので、相場から撤退する必要があるかな、と今考えているところです。

私のやり方はこんなところですが、もし私のトレードに危険な点を感じたとしたら、ぜひ遠慮なくおっしゃって下さいませ。。

2009-03-04 22:30 │ from 川瀬URL Edit

Re:こんばんは

川瀬さん、コメントありがとうございます。

メールを送った知人もFX取引を生活の糧にと考えていますので、
リスクを軽減する方向でメールしました。

川瀬さんは、私の場合の対応と違うことに「どきり」とされたようですが、
川瀬さんの場合は知人の場合と違った状況かも知れませんので、
厳格に捉えられることもないかなと思います。

FX取引は、各々の人によって取引する目的が違いますので、
ある程度の弾力的な範囲があると思っています。

今年になって証拠金の5%を切ることなく運用されておられるとは立派です。
その調子でこれからも運用を続けられることを願っています。

以前から、堅実なそして真摯な考え方を持たれているようにお見受けしていますので、
これからもじっくりと着実に資産形成を目指してください。

これからも、コミュニティやブログで交流させていただきますので、
よろしくお願いします。

2009-03-04 23:47 │ from mhURL Edit

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